Noir 〜 暗闇での新体験①

棒世界的旅行情報サイトにて、2000件はあろうかというホーチミンの
飲食店ランキングにあって、ほぼトップをキープし続けている化け物
レストラン。Noir(ノワール)。フランス語で「黒」という意味。

別経営ですが、色んな国にも同じコンセプトのお店はあって、日本にも
期間限定で営業されたことがあったのかな?真っ暗闇の中で食事を
するという変わった趣向のお店。

盛りつけも味の内、なんて申しまして、視覚がもたらす美味しさ、
ってのは、一説によると味覚の6割を占めるとかいう話もあったり
するわけですが、その「美味しさの要素」を一切取り除こうと言う話。
旨いのか、それ?

そんな疑問を持ってしまうところもあって、ちょーっと斜めから
見てたんですが、同士が見つかったこともあり、好奇心に負けて
行ってしまいましたw

th_IMG_2828_20170208110501ec7.jpg 

懐かしい。暫く行って無かった Hai Ba Trung通り沿いのトレジュール
さんがある角を曲がった所にある、

An VIen さん
http://eatvn.blog.fc2.com/blog-entry-3344.html

さんがあるヘムの中。
An Vien さんを右手に見て、更にズンズン進んで行った奥左手。
予約をしていったら、お店の外までスタッフさんが出てくれていてお出迎え。

即、入り口すぐのウェイてイングバーにて、諸々の説明を受けます。
アルコール・ノンアルコールのチョイスのウェルカムドリンクを頂きつつ、
食事中にどんなドリンクを頂くかを指定。そしてお料理は3種類コースが
あるのでここで選びます。

th_IMG_2832.jpg 

当然、詳細は書かれてません。
コースは、West, East, Vegetarian の3種類があって、その場で
選べます(予約サイトにはそれを選ぶメニューは無かった)。

点字の表示はお店の外の表示から使われていて、それがお店の
コンセプトであることを表現しているかのよう。

そう。こちらのお店の店員さんの中には、目や耳が不自由な方が
おられるのですが、皆さん実にスマートな接客をされていて、
感覚が不自由であられるのに、ではなく、接客業として素敵でした。

他の国でもそうなのかもしれませんが、ホーチミンやホイアンで、
こういう、身体的に不自由なところがある方が活躍する場を目にする
機会が何度もあって、これは素敵なことだなぁ、と。残念ながら、
私が住んでた日本の地方では、あまり無かったように思うので尚更。
(都会は違うのかもしれませんが)

さて、ドリンクを飲みながら、こんなゲームをさせられます。

th_IMG_2834_20170208110507502.jpg 

子供のオモチャみたいですよね(笑)
色んな形をしたピースを、同じ形のくぼみに埋め込むだけのゲーム。
ただし、「目隠しをして」。これが結構難しい!

th_IMG_2837_201702081105107f5.jpg

こんなにシンプルな形とルールの遊びなのに、なっかなかできない。。。
ちょ、これ難しくね?と焦ってたら、同行の若年男子はササッと終わって
ちぇりさんのオロオロ動作を見つつ爆笑。。。

ちょっとっ。あんた少しばっかり若いからって(いや、かなり若いよね)
年寄りバカにするんじゃないわよっヽ(`Д´)ノ(オロオロオロオロ…

冷静に、ピースの形を確かめて、頭の中で想像をして、今度は当てはめる
型の淵をなぞって確認するも、入らない。。。いや、入らないのはまだ
良くて、ピースの方が小さい場合、ハマってしまうもんだから、すっかり
それが正解だと思い込んでたら、他のピースが空いてる型に収まらない。
むぅ。。。(。-_-。)

視界が遮られるだけで、こんなにできることが限られるのか。。。
慣れる時間をすっ飛ばしてるからってのがあるにしても、難しかった。。。
これがまず最初の「体験」。予想以上だったかも。

そしていよいよ食事の席に。
完全遮光のお部屋は別棟に構えられてます。
オーナーさんらしき方に案内されてウェイティングスペースを出て
そこに向かうと、目が不自由なスタッフさんにバトンタッチ。

この方がベテランさんのようで、実にスマートな英語とガイドで
緊張気味のこちらを安心させてくれます。あと、暗闇の中では
ジェスチャーが役に立たないので、用事があるときは彼を呼ぶしか
ありませんから、彼の名前をしっかり覚えます。

彼の肩に私が手を置き、私の肩に同行男子が手を置いて、
電車ごっこをみたいにして狭い歩幅で少しずつ進んで行きます。
怖いです(笑) 明るいところから急に暗い所に入ったと言う
こともあって、途端視界を奪われた感じがして大変に心許ない。

しかし、これまでに何百、もしかしたら千を越えるお客さんを
お迎えされて居ると思われるお店。客が簡単に怪我をするような
案内はしない筈。今時分に取れる一番の安全策は。。。

彼を信じること。

で、思ったんです。
誰かを「信じる」って改めて決意することって日常生活の中で中々
無いよなと。家族友人の大切な人は、信じられるからそばに居る訳で、
改めて決意する必要は無い訳で、実は信じてないけれども、これから
「信じるべき」と決意する時に人は「誰かを信じる」決断をするもの。

人格的なことを全く知らないこの案内人さんをこれまでに信じてなか
ったことは当たり前。だけどここでは彼のリードに任せるしかない。
だから「信じる」。

英語だと I trust you. って会話の中で結構使える幅があるけど、
日本語で「あなたを信じます」って結構深刻であまり使う場面がないなと。
これが二つ目の体験。

そして、人間の目って暗い所でも慣れて来たら多少は見えるように
なるものだと思ってたけど。。。遮光部屋は本当に完全なる「Noir」。
どんなに時間が経っても、どんなに目を大きく開けてても、
何かの気配すら見えてくる気がしない。こんな暗闇、体験したこと
なかったかも。

感じられるのは上下だけ。重力が無かったら多分生態機能を果たせない。
もしもクルクルと何回か回されたら前後左右、一切の方向感覚が
無くなっていたと思われる。これが3つ目の体験。

まだ知っている人がそばに居て話ができ、且つ、こういうレストランで
あることが前提だから普通の状態を保てていたけど、突然こんな状態に
放り込まれたら、相当心細いと思う。

わお。
肝心のお食事の前に、この店、いろんな体験が待ってた。
これは食事に来ることに兼ねて、体験を得に来る、という意味でも
かなり有意義なことかもしれない。諸々の「新体験」から、
個人的にはすごく色んなことが触発された。なるほど、これは
評価される。

ここまでの体験で評価するなら、「五感と思考への刺激が美味しい」
ってことでしょうか。興味深い。とはいえ、安くない金額のお食事
ですから、味がまずくちゃ興ざめです。さてその詳細は…?

長くなるので次回の記事で。
当然ながら食事を写真には撮れなかったので、文字のみのレポに
なりますが、様子を知ってもらえれば幸い(^・^)


Noir 
178 Hai Ba Trung

↓こちらのサイトから予約してください。
http://www.noirdininginthedark.com/reservation.html

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No title

日本にもdialogue in the dark というイベントがありますよ。
こちらもぜひ(笑)

>くにさん

お食事じゃないパターンのやつなんだ!
知らなかった。
一般的な数からすると不足していた過感覚の部分で、
新しい感激を与えると言うのは、すごい企画ですね。
今回体験してすごく興味深かったです♪
日本のこういうイベントは知らなかったわー。

No title

もともとはドイツ(だったかな?)のイベントです。
日本だと、8人ぐらいで一緒に回った記憶があります。
こちらは、食事以外にもいろいろ体験できるのですが、
何より面白かったのは、
例えば、日常生活で、誰かにあやまって触れてしまうと、
申し訳ないと思うと同時に、不愉快に思うのですが、
この視覚がない状態で誰かに誤って触れたとき、
申し訳ないと思うと同時に、なんか安心というか嬉しく感じるのです。

知らない人に触れられることが、
こんなにも安心なのか、と。

ぜひ、ご体験ください。

Noir、値段が高いので、躊躇していましたが、
やっぱり機会があったら行ってみようと思います。
でも、いつだろうなあ・・・
(今は当分日本にいますwww

>くにさん

そうですよねー、お酒をちょっと飲んだら一人頭、5000円くらいになるし、
お安くはないですよね。でも料理的なことだけを見ても価値のあるお味だったと
思います。私も未経験のときは高いかなーと思ってたし、何より料理に期待
してなかった分、驚きでした。暫くは存続してくれそうなお店なので、
機会があったらぜひ♪
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